Flydigi(フライディジ)のAPEX4やVader 3 Proなどの人気ゲーミングコントローラーを設定する公式のPC用アプリ、「Flydigi space station」の使い方を解説したいと思います。
アプリ自体は、かなり直感的に使えるインターフェイスですが「PCを使ってのコントローラー設定が初めて」と言う方には、できる事がありすぎて何から手をつけて良いのか?筆者自身も迷いに迷ったので「まずこれはやっとけ!」と感じた部分を4つピックアップしていきます。
Flydigi製のコントローラーを買った後、届くまでの間、予習がてらサックっと見ていただけると嬉しいです。
Flydigi space stationのDLはここから
↓レビュー記事はこちら↓
APEX4アプリの初期設定
まずコントローラー設定を開始する前に、アプリをインストールすると表示言語が中国語になっているので言語設定を日本語へ変更後、クイックスイッチ設定は使える状態にした方が便利なためONに変更した方が良いでしょう。
最初の初期設定は、以上で完了です。
言語設定
アプリを立ち上げ下記の手順で進みます。
- ウィンドウ右上の「歯車マーク」をクリック
- 「設置」をクリック
- 「言語」のタブをクリック
- 日本語を選択
自動的にアプリが再起動し日本語に変更されていれば完了。
↓ APEX4本体の言語設定はここから↓
クイックスイッチ設定
APEX4は、様々な設定をコントローラー本体に4パターン(コンフィグと言う)保存することができ、ショートカットコマンド(SELECT を押しながら A / B / X / Yいずれかを同時押し)を使って瞬時に任意のパターンを呼び出すことができます。
この機能をクイックスイッチ機能と言い、デフォルトではOFFになっているのでアプリを使い下記の手順でONに変更します。
- コントローラーの電源をON
- アプリを入れたPCと有線 or 無線(付属のドングル)で接続 ※Bluetooth不可
- アプリ上でコントローラーが認識されたらウィンドウ左下の「機能設定」をクリック
- クイックスイッチ設定をON
個人的には、SELECTボタンを押しながら他のボタンを同時押しするようなゲームはやったことがないので、もしゲームの最中にクイックスイッチ機能を使ってもプレイの邪魔にはならないと思いますので(たぶん)はじめに設定しておくのが便利でしょう。
ただ、SELECTボタンを多用するゲームをプレイする方は、設定しない方が良いかもしれません。
↓ クイックスイッチの活用方法はここから↓
アプリ入れたらまずこれはやっとけ!
次にアプリを入れたらまずやっておきたいのが、①ボタン、②ジャイロ、③トリガーモード、④バイブレーションの変更ですが、②のジャイロを使用しない場合は設定する必要はありません。
Flydigi Space Station の使い方はかんたんなので10分もあれば終わると思いますので、設定が終わればとりあえずAPEX4を使ってゲームを開始できる状態になります。
①ボタン
APEX4は、デフォルトでコントローラーの表記通りのボタンマッピング(Xboxコントローラーと同じ)になっているため、自身が使いやすいボタン配置へ変更します。
筆者は、Nintendoコントローラーのボタン配置にどっぷり浸かっているため、画像の通りA↔︎B、X↔︎Yを逆に設定しています。
設定方法は、割り当てを行いたいボタンをアプリで選択し、割り当てたいコントローラーのボタンを押すだけです。
保存はオートセーブされるので、ウィンドウ右上に「正常に保存」と表示されれば完了です。
この「正常に保存」が表示されないうちに次の設定を行うと、設定が保存されない上にアプリが落ちたりするので表示を確認した上で次の設定に進みましょう。
また、背面4ボタン(M1〜M4)も「拡張ボタン」に表示されている項目から自由に割り当てができます。
②ジャイロセンサー
APEX4は、PCでもジャイロが使えますのでSteamでジャイロ対応ソフトが遊べます。
筆者はFPSでジャイロを使いたい人なので、マッピングの項目で右ジョイスティックを選択してエイムをジャイロ操作で行っています。(デフォルトはオフなので使わない方はそのまま)
ジャイロを割り当てた方は、開始ボタンも変更しましょう。
ジャイロを使う人は基本ON/OFF切り替えて使う方は少ないでしょうから、使う頻度が少ないため絶対に使わないであろうボタンに割り当てを行うことをおすすめします。
また、このジャイロ開始ボタンに割り当てたボタンには、その他のキーを割り当てないように注意しましょう。
↓おすすめのジャイロ設定を紹介してるよ↓
③トリガー
次にトリガーの設定で、これは遊ぶゲームによってそれぞれですが筆者の場合FPSゲームをよくプレイするのでトリガーロックを設定しています。(鍵のマークがそう)
トリガーロックの場合、私はダンピング(押し込みの深さ)を30に設定しています。
④基本(ライティング&バイブレーション)
ゲームによっては、バイブレーションがめちゃくちゃ邪魔になることもある(特にFPSゲーム)ので、そんな方はコントローラーの振動をOFFにしておきましょう。
ここまでアプリで設定できたら、とりあえずゲームがスタートできる状態になったはずなので、ゲームを開始し操作感をチェックしてみましょう!
アプリを入れてチョットしたらこれを詰めろ!
次にアプリで設定したいのが、ジョイスティックです。
これは本当に遊ぶゲームや、人それぞれ好みがありますので「お気に入りの設定が見つかることをお祈りしています」としか言いようがないんですが、とりあえずデフォルト設定で使ってみるのが良いでしょう。
ジョイスティック
これはあくまでAPEXプレイ時の私の設定ですが、左右スティック共にデッドゾーン0で、感度曲線はX軸9Y軸15(ほぼデフォルト設定)にしています。
最初にデフォルト設定で使ってみて、操作がしづらいようであればアプリで変更するのが良いでしょう。
ただ、私はゲームとアプリ設定の行ったり来たりが面倒なので、APEXのゲーム内設定で済ませている為ここはあんまりイジっていません。
スクリーン
あとは見てるとけっこう楽しいスクリーンの設定で、アプリには最初から結構な数の専用GIFが用意されているので(中には権利関係大丈夫?と言うものもありますが)、自由に変更することができます。
オリジナルのGIFデータをスクリーンに表示させることもできるので、Canvaなどを使って作ったGIFを入れるのも良いですし、ユーザーが作ったAPEX4専用のGIFデータを公開できるコミュニティなんかもあるので、そこからダウンロードしたりすることもできます。
アプリでSwitchの設定
今まで説明してきたアプリの設定は、PCモードで接続した(Xboxコントローラーとして認識させる)場合の設定ですが、アプリ上の「スイッチモード設定」からSwitchコントローラーとして使う場合の設定を行うことができます。
APEX4をNintendo Switch ProコントローラーとしてPCと接続したい場合や、Nintendo Switchで遊ぶ際にAPEX4を使う場合はここを設定しましょう。
画像を見てわかる通り、ジャイロセンサーの設定項目がありませんのでジャイロ感度はゲーム内で設定を行うことになります。
また、スイッチモード設定では設定変更した際、ウィンドウ右上に表示される「保存」をクリックしないと保存されないという謎仕様のためご注意ください。(オートセーブはされない)
↓ Switchで使ってみた感想はこちら↓
まとめ
出来る事がありすぎるので、何から手をつけたら良いのか?筆者もアプリを使い倒すのに苦労しましたが、とりあえずは初期設定と①ボタン、②ジャイロ、③トリガーモード、④バイブレーションの4つを設定すること。
ジョイスティックは、しばらくデフォルトで使ってみないと「どんな感じなのか?」がわからないので後からでもOKです。
あとはバッテリー持ち(カタログ値で約20時間)が気にならなければ、ライティングとパネルのGIFはお好みで!という感じです。
Flydigi Space Station の使い方は結構かんたんなんですがチョット癖があるのが難点。
なぜかウィンドウが一番手前を陣取ったり、ウィンドウが小さくできないなど、チョット使いずらい点はご愛嬌ということで、アプリの完成度としてはまだまだですのでその辺はご注意ください。
※記事執筆時点のアプリのバージョン:3.3.0.3
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