Flydigi(フライディジ)のゲーミングコントローラーAPEX4を購入後「逆の意味で思ってたんと違った!」と思っている方は私だけではないはず!
- PCとSwitch対応でジャイロが使える
- ポーリングレート有線/無線で1,000Hz
- トリガーストロークの調整
- ジョイスティックの硬さ調整
- 背面4ボタン&ディスプレイ
など、一通りスペックはチェックして購入したつもりでしたが、出来ることの多さに「ここまでハイスペだとは思わなかった!」と逆の意味で驚きを与えてくれたAPEX4の、購入前に知りたかった設定項目などをまとめています。
専用アプリの話をし出すと、とてもじゃないが1記事では収まらないため、主に本体設定だけで出来ることをまとめていますので購入した方も、これから購入する方も「APEX4でどんなことができるのか?」を参考にしていただけると幸いです。
↓レビュー記事はこちら↓
Flydigi APEX4 コントローラー本体設定
まずAPEX4を買ったらやっておきたいのが言語設定です。
購入後のデフォルト言語は中国語になっているため、下記で紹介する手順で英語に設定した方が良いでしょう。
- 背面スイッチで電源を入れる
- 「ホームボタン」を長押し
- 「本机设置」/ ローカル設定
- 「屏幕语言」/ 画面言語
- 「English」を選択
現時点では※、コントローラー本体の表記は日本語に対応していませんが、専用のソフトウェアは日本語表記を選択できるので Flydigi Game Center から Flydigi space station をPCにインストールすることで、日本語でコントローラー本体ではできないより詳細な設定が可能になります。
※2024年5月時点
そのため日本語かつ、こだわりの設定で使いたい方は初めからソフトをインストールして使い始めるのがおすすめですが、APEX4は本体設定だけでも十分使えるコントローラーで、ショートカットコマンドなども備わっていて色々なゲームで便利に使えるので覚えておくのが良いでしょう。
↓APEX4アプリの詳細はここから↓
Connect
Connectでは、各種ゲーミングデバイスとの接続方法を選択できます。
主にPC接続とSwitch接続の2つのモードを使用しますが、PCとAPEX4を接続する場合は、PCモードを選択するとXboxコントローラーとして認識し、Switchモードを選択するとNintendo Switchプロコンとして認識するため、設定不要で使い慣れたボタンマッピングを選択できることになります。
だたし、APEX4のボタン表記はXboxコントローラーの表記になっているので、Nintendo Switchのコントローラーの表記に慣れている方はご注意ください(A↔︎B、X↔︎Yが逆)。
PC
PCモードはその名の通りPCとの接続に使用、Windows & SteamはXboxコントローラーとして認識し、付属のドングル(2.4GHz ワイヤレス)とBluetoothと有線の3つの接続方法から選択できます。
- Dongle / 付属のドングル接続
- Bluetooth / ブルートゥース接続
- Wired / 有線接続
また、ソフトウェアでの詳細設定時はこのPCモードで接続して設定を行います。
・背面ボタン ⚪︎
・連射 ⚪︎
・マクロ ⚪︎(専用ソフトで組む必要あり)
・ジャイロ ⚪︎
↓Steam版APEXでジャイロが使えるよ↓
Switch
Switchモードは、Nintendo SwitchやPCとの接続に使用、Windows & SteamはNintendo Switchプロコンとして認識し、Bluetoothと有線の2つの接続方法から選択できます。
- Bluetooth / ブルートゥース接続
- Wired / 有線接続
・背面ボタン ⚪︎
・連射 ⚪︎
・マクロ ⚪︎(専用ソフトで組む必要あり)
・ジャイロ ⚪︎
・ホームボタンでのSwitchスリープ解除 ⚪︎
・NFC(amiiboなど) ×
・背面ボタン ⚪︎
・連射 ⚪︎
・マクロ ⚪︎(PCの専用ソフトで組む必要あり)
・ジャイロ ⚪︎
↓Switchで使ってみた感想も読んでみてね↓
Android
- Mapping
- Native
iOS
Appleデバイスとの接続に使用、Xboxワイヤレスコントローラーとして認識する。
- Native
More
- Xinput(Dongle)
- Dinput(Dongle)
- Dinput(Bluetooth)
- Switch(Bluetooth)
- Xinput(Bluetooth)
- Flashplay(Bluetooth)
↓APEX4の充電ドックはこちら↓
↓ PS5との接続も試してみたよ↓
Btn Mapping
Btn Mappingでは、LT・RTのトリガーエフェクト設定、背面ボタンへの割り当てや連射設定のON/OFFなどが設定できます。
Trig mode
LT・RTボタンにそれぞれに下記のトリガーエフェクトを設定が可能です。
- Normal / ノーマルモード
- Race / レースモード
- Sniper / スナイパーモード
- Recoil / リコイルモード
- Trig Lock / トリガーロック
- Vibration / バイブレーション
専用ソフトを使えばより詳細なトリガーエフェクトをLT・RTボタンに設定できます。
Btn Edit
- Button
M4・M3・M2 ・M1 / 背面ボタンへ各種ボタンを割り当てできます。
- Turbo
M4・M3・M2・M1 / 背面ボタンへ割り当てた各種ボタンの連射機能(10連/秒※)をON/OFFに設定できます。
※専用ソフトで連射速度を調節できます
- Macro
専用ソフトで設定したマクロを割り当てできます。
※コントローラー本体だけでマクロを組むことはできない
Test
割り当てたボタンのテスト / ⚪︎ボタン2秒長押しで前メニュー画面に戻ることができます。
Reset
全てのボタン割り当て設定をリセット出来ます。
Config Switch
APEX4は、ボタン割り当てやトリガーエフェクト、背面ボタンの割り当てなどを4パターン保存することができ、このパターンをConfig Switchで切り替えることができます。
これにより、FPSゲームを遊ぶときはConfig2、格闘ゲームを遊ぶときはConfig3をというようにゲームに合わせたコントローラー設定を本体でかんたんに切り替えて遊ぶことができます。
専用ソフト上では、デフォルトで下記のように名前がついていますがこれはこれは自由に変えることが出来ます。
- Config1 / Regular
- Config2 / Shooting
- Config3 / Fighting
- Config4 / Racing
また、専用ソフトでコントローラー本体のライティングを変更することが出来ますが、Config1は赤、Config2は黄色というようにコンフィグによって色を変えておくことで「今どの設定なのか?」が一目でわかるので設定しておくのがおすすめです。
Setting
Settingでは、本体パネルの明るさやバイブレーション設定などを設定することが出来ます。
Brightness
コントローラー本体パネルの明るさを5段階で調整できます。
Vibrate
コントローラー本体の振動を5段階で調整できます。
Language
コントローラー本体パネルの言語を英語・中国語から選択できます。
Hibernate
1分・5分・15分・1時間・3時間・スリープ無し / 無操作時のスリープ時間を設定できます。
Reset
全ての設定をリセットできます。
About
Aboutでは、コントローラー、スクリーン、トリガーなど各種バージョンを確認できます。
↓APEX4の交換スティックはこちら↓
ショートカット機能
これまではコントローラー本体のホーム画面で出来ることをお伝えしてきましたが、APEX4ではホーム画面を開かなくともショートカットコマンドで各種操作が瞬時に行えるようになっています。
コンフィグ切替ショートカット
SELECT を押しながら A / B / X / Y ボタンいずれかで、専用ソフトで登録したコンフィグの切り替えができます。
デフォルトではこの機能はOFFになっているので、専用ソフト内の「機能設定」→「クイックスイッチ設定」をONで有効にすることができ、各ボタンに1〜4のコンフィグ切り替えが割り当てられています。
- SELECT + A → Config1
- SELECT + B → Config2
- SELECT + X → Config3
- SELECT + Y → Config4
このショートカットを覚えておけばゲーム中にコンフィグの切り替えができるので、例えばFPSゲームをプレイの最中持つ武器によって、あらかじめ設定しておいた反応曲線を瞬時に変更できるなんていうこともできます。
入力方式の切り替えショートカット
- X Input Mode / 〇ボタンと×の 3 秒同時押し
現在主流な Xbox 360 コントローラー用の規格で、Xbox 360 のキー配置を元に設定されるためキーの割り当てが不要です。
- Direct Input Mode / 〇ボタンとAの 3 秒同時押し
DirectX の旧バージョンで使われていた規格で、ゲームの設定画面でスティックやボタンの情報を割り当てて使用します。
※Bluethooth 接続では X Input のみサポート
キャリブレーション
APEX4は本体だけでジョイスティックのキャリブレーションを行うショートカットがあります。
有線接続されていないパッドの電源を入れ、ディスプレイに「校准中」または「Calibrating」と表示されるまでSELECT + START + 十字キー上を同時に長押し、下記の手順で調整を進めます。
- 「START」+「SELECT」+「十字キー上」
- パッドを平らな場所に置いたのち、左右のジョイスティックを大きく2回転させる
- 「RT」+「 LT」を同時に2回押す
- 再度「START」+「SELECT」+「十字キー上」
上記の操作で、PCを開かなくてもキャリブレーションを行うことが出来ます。
まとめ
ざっくりとコントローラー本体だけで出来る設定をまとめてきましたが、専用のソフトウェアを使えばさらにできることが広がります。
もちろんPCがなくても本体だけで十分にその真価を発揮するAPEX4は、スティックのフィーリングとクリック感のあるボタンの押し心地は自分に合っていて、購入してからずっとメインのパッドとして愛用し他のパッドに戻れる気がしないほど気に入っています。
さらに、これだけ機能がてんこもりで1万5千円程度ですから、これを日本のメーカーが作ったら倍の値段はくだらないのでは?と思えるほどコスパも最強なので気になっている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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